夢 うつつ
ututudavi
漂う痛み
男とは同じにほいがした。
私はまだ鸞である
対をなすパートナーがいない。
師を失くし成長もできず
現れる時代は訪れない。
男はこの地の民に崇め奉られるも恐れられ
誰にも近寄られず
また孤独であった。
私が魚と笑えば
男は雛と小ばかにしてきた。
水底の漂う流れに
私は悲しみの詩を唄う。
男は何も言わず
ただその詩を聞いていた。
1,135
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Uploaded on January 24, 2018
漂う痛み
男とは同じにほいがした。
私はまだ鸞である
対をなすパートナーがいない。
師を失くし成長もできず
現れる時代は訪れない。
男はこの地の民に崇め奉られるも恐れられ
誰にも近寄られず
また孤独であった。
私が魚と笑えば
男は雛と小ばかにしてきた。
水底の漂う流れに
私は悲しみの詩を唄う。
男は何も言わず
ただその詩を聞いていた。
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